ミュージカル『刀剣乱舞』 歌合 乱舞狂乱 2019

先日大千秋楽を迎えた歌合、参加して参りました。

ネタバレ禁止と公式がアナウンスしていたので感想は控えていましたが、大楽を迎えて解禁になったのでつらつらと思っていたこと書いていきます。

どちらかというと否定的な話が多いよ!笑

それ踏まえてOKな方のみ以下へどうぞ。

 

・乱舞祭ではなく歌合

まずこれ。今まで刀ミュの冬といえば真剣乱舞祭だったんですよね。おまつり。本公演だと6振しかでませんが、らぶフェスだけ今までのタイトルのキャストがほぼ全員集まって歌ったり踊ったりしていた。私はペンライトガンガンに振るのがすきなおたくなので、らぶフェスすきでした。

今年はまあタイトルが変わった時点で例年のらぶフェスとは内容も変わるんだろうなとは思っていましたが、一言でいうと多ステするような内容じゃない。

一公演観た時点でまだまだ手元にチケット持っていたんですけど、「これを通うのか…」ってなりました。虚無とまでは言わないけど…わたしべつにとうらぶ自体には興味ないので…。

一番のしんどいポイントがね~!2部曲が少ない!!ペンライト振るポイントが少ない!!歌合の構成として、複数の小話の合間合間に2~3曲2部衣装で踊るって感じでしたが、あっという間に終わる。し、立ったり座ったりペンライトつけたり消したり忙しない。もう本公演みたいに1部2部で分けてよかったのでは???

今回の話をアリーナとかライブホールでやった意味も分からないんですよね。お芝居メインなら青年館でよくない?会場によっては音響もぐわんぐわん跳ね返ってたし…。レーザーライトとか炎とか演出の豪華さはやっぱり会場が会場なので、本公演よりグレードアップしていましたけどねえ…それならもっと歌を(ループ)

小話も話として好きなものがほぼない~!!その中ですきな曲とかシーンとかはあったけど、全体的に何を見せられているんだ感がすごかった。脚本書いている人がバラバラだから余計に散らかっている。

 

・キャストの出番にばらつきがある

舞い踊る曲が少ない分、小話に選出されるキャストの差がすごい。青江さんめっちゃ出るやん…一人でまるっと話もやるし、他の話でもでてくるし、軽装もあるし、2部曲でもデュエットで出てたりちらほらいるし。小話1回だけしか出てこないキャストもいるのにね!

ストーリー的に青江さんが必要なのかもしれないけど、それなら2部曲を考慮するとか他にも色々出番の均し方はあったのでは。

今回いつにもまして運営のお気に入りなんだろうなってキャストが贔屓されているように感じてしまいました。

そして今回、公演タイトル毎のメンバーがフルで揃ったチームって一つしかないんですよね。なので今までのらぶフェスのようにチームごとに2部曲をやるのではなく、曲もチームもシャッフルしてやったのは新鮮で良かったです。でもその中でもデュエット曲で2曲使ってしまうのは…曲少ないのに…うーん。デュエットの人選も推されメンバーだろうなってメンツでしたし。

 

・サブステいらなくない?

アリーナ前方に座るとモニターをひたすら見続けるしかない時間が何度か。サブステでのみ進行する小話があるし、ライブパートでもキャストが全員サブステに行っちゃう時もあるし。花道削るならサブステ削った方が見やすかったと思う。後方ブロックへの配慮なのかもしれないけど~!!

 

・突然のサプライズ演出

最後に新しい刀が顕現しましたが、あの演出も最初こそ驚きはしたものの2回目以降は何も感じなくなる…。初見との温度差。

しかも途中で顕現する刀変わるとかなんなんだ???変えるタイミングも中途半端すぎて???

今回の歌合全てが新しい刀を呼ぼうとしてのことだったようですが、今までも普通に本公演で新しい刀の顕現シーンあったし、なんで今さらあんなに仰々しくやるのか…。

新しい刀剣男士のキャスト名も結局公演が終わるまでは秘密にされていましたがなんだかなあ。初日終わった時点で告知すればよかったのに。しかも桑名江は新作公演でないっていう…。私、ゲームやってないから知らなかったんですけれど、松井江が実装されたのが12月なんですってね。そりゃあ11月の歌合にはだせないよなあって流れですが、松井江を出すための繋ぎで桑名江を出したっていうのならひどい…。

松井江のささもりくんって刀ミュでデビューってわけではなく、今までいくつも舞台にでている俳優さんなんですよね。そんな人を起用したのに、大楽までキャスト名伏せていたのは俳優おたくに優しくないなと…。新作に出るよ!という発表も一番最初の先行終わってからだから救いがない。ネルケその辺りは分かってくれていると思っていたんだけどなあ。残念です。

 

こんな感じですかね~!!元々刀ミュの脚本と私の好みはあまり合わないってのもあります。それなのになぜ観るのかってまあキャストがね…。

もちろん場面場面では沸いたり何度も見たいってポイントもありました。

今回の歌合も、とうらぶ自体を好きな人ならすごく良い公演だったのではないかと思います。あとキャラクターみんなすきとか。それなら色々見られるし。

刀ミュって始まってから4年経って、ある程度こういうもの!っていう定例ができているから、ここで大きな新しい試みを取り入れるってのは今後も持続していくための行動だったんかな~。エンタテインメントにおいて新しいものは私も好きですけど、それが自分に合うか合わないかって難しい。

結論として私はらぶフェスに行きたいです!おわり!